四天王寺中学校98年第5問(一部略)

問題
次の国のしくみやしごとについて、あとの問いに答えなさい。
(1)国民は満20歳になると選挙権があたえられるが、被選挙権が満30歳以上であるのは、次のどれですか。正しいものを選び、記号で答えなさい。
 ア 知事と市町村長
 イ 衆議院議員と参議院議員
 ウ 衆議院議員と市町村議会議員
 エ 参議院議員と知事
(2)国会のおもな仕事について、正しくないものを選び、記号で答えなさい。
 ア 国の法律や予算を決める。
 イ 外国と条約を結ぶ。
 ウ 裁判官を裁判する。
 エ 国の仕事のやり方を調査する。
(3)裁判のしくみについて、国や国民を代表して、検察官が裁判所にうったえることを、何といいますか。正しいものを選び、記号で答えなさい。
 ア 被告
 イ 起訴
 ウ 弁護
 エ 三審制
(4)全国に8ヶ所おかれている裁判所を何といいますか。正しいものを選び、記号で答えなさい。
 ア 地方裁判所
 イ 家庭裁判所
 ウ 高等裁判所
 エ 簡易裁判所

解答
(1)エ
(2)イ
(3)イ
(4)ウ

解説
(1)参議院議員と知事の被選挙権は満30歳以上で、衆議院議員と市町村長と市町村議会議員の被選挙権は満25歳以上です。
(2)外国と条約を結ぶのは、内閣の仕事で、条約を承認するのが、国会の仕事です。国会は機動性に乏しいので、国会が条約を結ぶのはそもそも無理がありますね。
なお、予算を作成するのは内閣で、それを決めるのは国会なので、アは正しいですね。
ウは弾劾裁判、エは国政調査権のことですね。
(3)漢字の問題ですね。訴えを起こすことです。
(4)全国に8ヶ所しかない(数が少ない)ので、上級裁判所であることは常識的にわかりますね。


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